2003年11月22日
明治村
朝 9 時のアーバンライナーに乗って一路名古屋へ向かう。アーバンライナーもちょっと古びてるなぁ。早期の全 plus (だっけ) が望まれるところです。11 時過ぎに名古屋着。荷物預けてさらに名鉄で犬山へ。名鉄の車両は独特やな。古いのか新しいのかよくわからん。犬山からさらにバスに揺られて、明治村へ。
明治村は古い建物を移築して保存していくという趣旨の博物館です。中には相当数の建物があり、広大な敷地には古い SL が走り、京都市電も走っている。まさに全てが博物館だ。
とにかく広い。12時半くらいには到着していたのだが、結局16時の閉園までに全部を見れなかった。ある程度のアップダウンもあり、スニーカー必須である。
いちいち上げるときりがないので気になったのを数点。
・幸田露伴が住んでいた家「蝸牛庵」。幸田文さんもここで育った時期があるそうだ。露伴のポーズをとって写真撮影。
・森鴎外、夏目漱石が住んでいた家。「我輩は猫である」はこの家がモデルだそうで、猫の置物が置いてあった。
・新大橋。昭和49年に架け替えられるまで、約60年に渡り活躍した隅田川に架かっていた橋。現在は新しくなったのが架かってます。東京にいた頃、この橋を渡って出勤していたのだ(新しいほうだけど)。
・SL。東京〜新橋間で営業を始めた頃の蒸気機関車。現役でお客を乗せて走っています。小さい蒸気機関車は意外と静かなんですね。電車よりも静かかも。
・聖ザビエル天主堂。京都の河原町通りにあったらしい。かなり綺麗な教会です。ステンドガラスがすごい。偶然だが、結婚式をやっていた。
・旧帝国ホテル玄関。玄関だけあります。これがあの旧帝国かぁと思うと興味深い。フランク・ロイド・ライトの設計。
ああやはりきりがないな。
食べ物はいまいちかも。わざわざ食べに行った店はかなりいまいち。その他もいまいちっぽかった。ここはやはりお弁当持参が良いかも。
いままでいまいちな施設だと思っていたのだが、どうしてどうして、かなり良いとおもいます。学芸員としては興味深いものが多い。これは博物館であってレジャー施設ではないのだ。古い建物とかが好きなヒトにはお奨めです。たっぷりの時間と、ピクニックの準備、そしてスニーカーを履いて出かけましょう。紅葉の季節は、なかなか良いと思います。
投稿者 mmoto : 2003年11月22日 23:20 | トラックバック