2004年06月03日

縦書き

先見日記 insight diaries で片岡義男さんが書いている。
ちょうど、わたしも同じようなことを考えていた。ちょっと違った側面だが。


論文といえば縦書き、というのは文学部だけなのかもしれない。大学時代はレポート、論文といえば縦書きだった。もちろん、下書きも縦書き。A4のA罫のレポート用紙を縦書きで使っていた。

ここ数年、自分が何かを書く時、ずっとなんとなく違和感を感じていた。論文を書く時のあのペン先と脳が直結する感覚、それがキーボードを通すとなかなか得られない。
書く場所、時間とかそういうものが原因ではないと気づいた時、インターフェースを換えてみることを思いついた。そうか。大学時代の形式を試してみたらいいのだ。

それ以来、長めの「もとにき」はメモ帳(無印良品の)にシャープペン、縦書きである。実はこの「もとにき」も高速バスでの移動中に書いた(ものを清書した)。

やはり手書きが良い。比較的、脳とペン先が「繋がる」瞬間が多く、書きやすい。どこでもかける。ある程度大きく見ながら推敲が出来る。
そんな時に、冒頭の片岡さんの文章に出会った。意味は違うが、やはり形式は重要なのだな。

しばらくこの形式を続けてみようと思っている。

投稿者 mmoto : 2004年06月03日 21:38 | トラックバック

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